収入は減ったけど自分らしく生きていけると思いました
正社員ではなく、パートということで働いていました。
妙なもので、正社員で働くとどんなに時間数働いたところで固定給なのでたとえば15万ならどんなに残業をしようとも15万円のまま。
保険と年金はありますが、ボーナス、有給休暇などは一切ないため、若いスタッフも正社員になるよりフリーターのままがいいと時給で働いている人もいました。
私は時給810円で働いていました。
当時はライターの仕事を副業でしていたため、レストランの仕事は月に7~8万ほど稼げばいいという感覚でした。
勤務期間は2年9カ月でした。
そもそも入って3日目ほどでとんでもないところにパートにきたものだとすぐに思いました。
店長は横暴な人で、裏表が激しく可愛い女性アルバイトには優しく紳士的にふるまうのですが、キッチン内では社員男性にイライラをぶつけたり
暴力をふるったり、一日中ネチネチ文句を言うだけでなく、自分自身が休みの日にも電話をかけてきて社員男性に説教をしたりと業務上の指導とは
言えない常軌を逸した言動があったからです。
私にも最初は親切に接してくれていましたが、だんだん嫌味を言ったり、無視したり、暴言を吐いたりとパワハラをしてくるようになりました。
辞めるとこちらが言えばシフト上困るので、表面上は謝ってきたりはあり、何とかお互いだましだましやってきた感が非常に強いです。
その後、人事異動などで男性社員の入れ替わりはあったものの体質としては変わりなく、私もこれ以上このようなところにいたら男性不信になると辞めること
を決意しました。
辞めた後もしばらくは男性と接するのが怖くて、目の前でにこやかにされていても裏があるのではないか?いつか豹変して暴言を吐いてくるのではないか?と
思っていました。
仕事関係で新しく出会った男性たちは、紳士的で常識のある方ばかりなので今までいたところがちょっとおかしかったんだなとようやく少しずつではありますが
男性と話すのが怖くなくなりかけているところです。
フリーランスで働いているので収入は不安定で、生活費の心配は少しはあるけれど、でも自分らしく静かに生活できるので転職して良かったと思います。
雇われて働くというのは安定が魅力ではありますが、やはり上の立場の人がどういう人格かで全然違ったものになると痛感しました。