みんなが転職を決意した理由

人が転職するには何かしらの理由があります。中にはそんな小さな理由で仕事を辞めるの?なんてのもありますが、人それぞれの転職した理由を知ると意外なことも見えてきます。

デスクワークから立ち仕事への転職

私は、転職する前は通信系のコールセンターで契約社員として働いていました。
そして、転職前の給料は、時給1,050円で週2日休みで月に手取り16万円程の収入です。
勤務期間は3年で、入れ替わりの激しい職場の中では古株な方でした。
私が転職を決めた理由は、私の部署はインバウンド業務担当で、お客様から受電があった際には直ぐに「ピッ!」という音と共に通話が開始されるのですが、その音が鳴る度にストレスになっていました。何故かと言うと、やはり色々なお客様がいるわけで、妙に怒りっぽい方もいれば、滑舌の問題か何を言っているのかが全く分からない方、いくら説明しても全く理解してもらえない方や、はたまた業界の方なのか知識が豊富過ぎて、こちらが知らないような難しい質問ばかりしてこられる方など様々だったので、酷いときには受電待ちの間、手汗を掻き心臓がバクバクと鳴り響き「もしやパニック障害なのでは?」と思う程に緊張した日もあります。ただ、それにも波があり、上記のように緊張する日があれば一切緊張せず、終始心穏やかに業務をこなせる日もありました。しかし、あまりに精神的に負担がかかり辛かったため、辞めることを決意したのです。
その後、販売業に転職したのですが、デスクワークからいきなりの立ち仕事へ転向だったので、初めのうちは足がパンパンになり疲れ方が酷かったです。が、充実していました。対面での接客の場合、会話の他に身振り手振りで伝えることができるためコールセンターより私に向いていたと思います。ですが、コールセンター勤務が役に立ったことがあります。それは、コミュニケーション力と電話応対のスキルがついたことです。出来て当然のことですが、コールセンターで働く前に比べると、敬語の使い方で間違った使い方をせず話せており、色々な年代のお客様に合った話し方で接客が出来ています。また、以前は苦手だった職場での電話応対も、自信満々に率先して受話器を取ることが出来ています。コールセンターで働いてきたお陰で、キツイ思いをした分だけ確実にスキルアップできたと感じました。