みんなが転職を決意した理由

人が転職するには何かしらの理由があります。中にはそんな小さな理由で仕事を辞めるの?なんてのもありますが、人それぞれの転職した理由を知ると意外なことも見えてきます。

システムエンジニアからITコンサルタントに転職成功した体験談

以下は私の転職実体験談です。

■職業
転職前:技術系システムエンジニア
転職後:ITコンサルタント

■給料
転職前:450万
転職後:600万

■勤務期間
転職前:5年
転職後:3年(継続勤務中)

■転職理由
年収アップとキャリアアップの実現です。転職前の会社では、主に大手インフラ会社の基幹システム構築やインフラ整備などを担当する技術系システムエンジニアとして勤務していましたが、裁量労働制と呼ばれる労働環境で残業代が支給されませんでした。私はプロジェクトリーダーの立場でしたが、リーダー給与もなく、仕事量が多いわりに毎日サービス残業しなければならず、他の会社の同じ立場の人と比較しても年収が大幅に低いことに不満がありました。扶養家族もいるため、今後の将来を考えたときに転職したほうが良いと判断し、年収アップを実現すべく転職を決意しました。また、キャリアアッププランとして、システムエンジニアからITコンサルタントに転身したいと考えており、前の会社にはITコンサルタントへキャリアアップできる道がありませんでした。このため、年収1,000万円超も目指せるITコンサルタントとして、活躍できる転職先を選択しました。

■辞めた後に感じたこと
転職によってシステムエンジニアからITコンサルタントへのキャリアアップに加えて、年収アップを実現できたので、本当に辞めて良かったと思います。転職先の会社は裁量労働制ではなく、きっちり残業代が支給される会社だったので、年収はかなりアップしました。転職してまだ3年なので、社内でも年収は低い方ですが、今後の上がり幅が大きく、やりがいに満ちているので、大変満足しています。あのまま転職せずに残っていたとしたら、今の自分はなかったと思います。今でも前の会社の同僚と飲みに行ったりしますが、同僚も会社の愚痴や不満ばかり言うので、転職を勧めています。転職によってキャリアアップと年収アップを同時に実現できたので、本当に良かったです。

若気の至りで転職

大学を卒業して入社した会社は日本を代表する通信会社でした。
大手企業ということもあり、正直なところ給与への不満は全くありませんでした。
月給は手取りで25万円程度で、残業代、賞与も十分に支給されていました。
そのような恵まれた環境で営業職を3年、企画職を約5年経験し順調なサラリーマン生活をおくっていたと思います。

恵まれた環境にも関わらず、ある日を境に会社を辞めたい気持ちが強く芽生えました。
きっかけは査定です。
評価面談では非常に良い評価を得ていると感じていたにも関わらず、実際の査定は最低評価だったのです。
同期と比べると完全に出世レースからは出遅れた結果となりました。
当時の自分は必死に働いていて、それなりに結果も出していたと感じていたので、自分が他の誰かよりも評価が低いなどということは、納得できることではありませんでした。
評価の話だけであればまだ我慢できたかもしれません。
運悪くその年の人事異動で望んでいる職場とは少しだだけ離れた職場へ配属となってしまいました。
評価は得られない、望んでいる仕事もできなくなる。
少しでも早く会社を辞めようと考えるようになり、転職活動を開始しました。
この時考えていたのは、大手企業では自分が歯車の一員となってしまって十分に力を発揮できない。
だから、もう少し規模が小さくて個人のパフォーマンスが重要視される会社を選ぼうということです。

大手企業に勤務していたという事も効いて、念願叶って中小企業にすぐに転職することができました。
転職した実感としては、大手企業よりもハードワークな割に給与が低いということです。
確かに個人の力をつける良い機会にはなりますし、個人の力量も活かされます。
しかしながら、今思うのは、大手企業の給与や福利厚生の素晴らしさです。
現在は会社以外にも個人のパフォーマンスを発揮できる場は沢山あります。
評価に不満があるのならば、大手企業の恵まれた環境を足場にして、会社以外で個人の力を発揮する道もあったのではないかと考えてしまうのが正直なところです。

エステティシャンを辞めました

エステティシャンから事務に転職をしました。主な仕事内容は、痩身コースの施術、脱毛、美顔です。営業も仕事の範囲になります。電話対応や予約の確認、清掃も日々の業務内容です。エステの接客業なので、電話と掃除やパウダールームなどのセッティングは、他の業界よりも回数が多い方かもしれません。痩身コースでは、小さいサイズのタオルからバスタオル、ガウンまで大量に使います。小さなタオルは店内で洗っていましたが、大きなサイズのバスタオルや施術用のガウンは業者に依頼していたので、別にまとめて所定の場所に出す作業もありました。お客様が快適に過ごせるように、個室を整えることも仕事です。

私は時給900円でした。ダイエット食品やダイエットに関連する美容関連器具や化粧品の売上があれば、歩合手当もありました。時給で見ると地方でありながら900円は高かったと思うので、短時間勤務でもすぐに稼ぐことができたので良いバイト先を見つけたと感じていました。ノルマはバイトだったので、社員よりは設定が低くされていたので精神的にも楽でした。エステは基本、エステティシャン専用の制服があるので、お金は貯まりやすかったです。たまに、自社商品のダイエット食品や化粧品を買っていましたがそれでも、貯蓄はしやすい職業でした。

エステの勤務経験は二年くらいです。バイトだったので基本的には、忙しい時間帯にシフトが入ります。自分の希望も考慮されていたので、働きやすかったです。時間帯は、お客様が満員になる10時くらいから17時ころの勤務が多かったです。たまに、5時間から6時間程度のこともありましたが、それでも短時間で5,400円の日給になるので、実入りの良いバイトでした。

転職をしようと思った最大の理由は、腱鞘炎です。手の甲が腫れていて、手首から指先までうまく動かせなくなったからです。通院治療になったので、辞めました。手に負荷のかかる仕事なので、体調問題から限界を感じたので転職に至りました。治癒するまでは無職でした。

日々やりがいを感じていたので、腱鞘炎で退職とはいっても、急に何もやることがなくなってしまって虚しさを感じました。とはいっても、手が痛くてたいして動かないので、別にやれることもなかったので、しょうがないです。忙しい日々から極端に暇になってしまったので、早く治して働きたいと感じていました。

収入は減ったけど自分らしく生きていけると思いました

正社員ではなく、パートということで働いていました。
妙なもので、正社員で働くとどんなに時間数働いたところで固定給なのでたとえば15万ならどんなに残業をしようとも15万円のまま。
保険と年金はありますが、ボーナス、有給休暇などは一切ないため、若いスタッフも正社員になるよりフリーターのままがいいと時給で働いている人もいました。

私は時給810円で働いていました。
当時はライターの仕事を副業でしていたため、レストランの仕事は月に7~8万ほど稼げばいいという感覚でした。
勤務期間は2年9カ月でした。

そもそも入って3日目ほどでとんでもないところにパートにきたものだとすぐに思いました。
店長は横暴な人で、裏表が激しく可愛い女性アルバイトには優しく紳士的にふるまうのですが、キッチン内では社員男性にイライラをぶつけたり
暴力をふるったり、一日中ネチネチ文句を言うだけでなく、自分自身が休みの日にも電話をかけてきて社員男性に説教をしたりと業務上の指導とは
言えない常軌を逸した言動があったからです。

私にも最初は親切に接してくれていましたが、だんだん嫌味を言ったり、無視したり、暴言を吐いたりとパワハラをしてくるようになりました。
辞めるとこちらが言えばシフト上困るので、表面上は謝ってきたりはあり、何とかお互いだましだましやってきた感が非常に強いです。
その後、人事異動などで男性社員の入れ替わりはあったものの体質としては変わりなく、私もこれ以上このようなところにいたら男性不信になると辞めること
を決意しました。

辞めた後もしばらくは男性と接するのが怖くて、目の前でにこやかにされていても裏があるのではないか?いつか豹変して暴言を吐いてくるのではないか?と
思っていました。
仕事関係で新しく出会った男性たちは、紳士的で常識のある方ばかりなので今までいたところがちょっとおかしかったんだなとようやく少しずつではありますが
男性と話すのが怖くなくなりかけているところです。

フリーランスで働いているので収入は不安定で、生活費の心配は少しはあるけれど、でも自分らしく静かに生活できるので転職して良かったと思います。
雇われて働くというのは安定が魅力ではありますが、やはり上の立場の人がどういう人格かで全然違ったものになると痛感しました。

転職したら給料アップしました

もう20年ほど前ですが、私は高校を卒業してすぐに介護の仕事に就きました。もともと工業高校出身の私は、車の整備工になりたかったのですが、就職試験に落ちたのをきっかけに、整備工を諦めてなんとなく介護の仕事をしようと決意しました。当時は、資格もなく手取りで14~15万円でした。高校を卒業してからなので資格はもちろん、経験すらなくただただ先輩の真似事をして仕事を覚えるという感じでした。勤務時間は7時から16時、10時から19時、あとは夜勤で16時から9時という勤務でした。女性の多い職場でもあり、なかなか気を使う場面もありました。また、どの職業でも人間関係というものがあると思うのですが、人間関係が最悪の職場でした。例えば女性同士の派閥や陰湿なイジメがあったり、私は派閥にも属さないし、イジメを受けた経験もなかったのですが、何気に3年働いてみると、給料の低さも理由の一つですが、毎日がマンネリというか、同じ仕事の繰り返しというのに嫌気がさして、他の職種にも就いてみたい、もっと給料の良い仕事がしたいという思いが強く転職を決意したのです。そこで求人雑誌を見たり、職安に通いながら次の仕事を探していましたが、介護の経験しかない私には他の職種は向かないのではと、葛藤が芽生えて次の職業も、同じ介護の仕事に就いたのです。今の職場は、新しく出来た施設なので人間関係は一からですし、先輩という存在がなく同僚みんなが同期という感じでした。最初は、お客も少なく給料も10万そこそこだったので転職しなければ良かったと思いましたが、資格も取り経験も増えて数年も経過すると、機動に乗り現在では、手取りで17~18万円ほどになりボーナスもそれなりにもらえ転職して良かったと感じるようになりました。辞めた後に感じたことといえば、人間関係も一からで同僚や上司との信頼関係を築くのも仕事も一から覚えるというのが慣れるまでに時間も費やし苦労しました。