みんなが転職を決意した理由

人が転職するには何かしらの理由があります。中にはそんな小さな理由で仕事を辞めるの?なんてのもありますが、人それぞれの転職した理由を知ると意外なことも見えてきます。

転職して良かったことと失敗したと思うこと

私は大学で福祉を学んで就職したのは、大手医療法人が経営する施設での介護職として働きました。
正社員で働いていてお給料は毎月手取り23万円程度、ボーナスは年に2回手取り30万円づつぐらい、額面で言うと年間400万円程度もらっていました。
一人暮らしをしていたのですが、住宅手当も月25,000円が出ていましたし、不規則勤務で早出、遅出、夜勤があったのですが、その手当ももらっていました。
休みも多く待遇面でも満足していましたし、仕事内容もそれほどきついとは感じていませんでした。

勤務した期間は大学卒業後から3年間でした。
転職を考えたきっかけとなったことは、私は一人暮らしをして実家から離れていたのですが、実家の父親が急死をして実家から通える仕事がしたいと
心配に思ったことでした。
それから私は社会福祉士という資格を取得しており、それまでは介護職として働きましたが、相談援助をする仕事として社会福祉士を活かして働きたいと
考えました。

待遇が良かった職場だったので少しもったいないとは思いましたが、転職を決意して職場に伝えて、それからは仕事と転職活動を並行して行いました。
社会福祉士の転職活動としては、なかなか求人がなく、それを見つけるのは少し大変かなと思いました。
1ヶ月ぐらい探した結果、デイサービスの生活相談員としての社会福祉士を募集している求人を見つけて応募しました。
結果として、選考を通過して就職することができました。

辞めた後の気持ちとしては、転職前の施設の職員はすごく仲間意識が強く楽しく働けていたので、その人達とのつながりがなくなったことは
寂しくて仕方がなく思いました。また次の仕事の方が給料は少なかったですし、残業などもあったので、ハードに思いました。
ただやりたい仕事内容で働けていること、そして実家に帰って自宅から通えたということは満足でしたし、良かったなと思うこと、後悔している
ことが、半々で複雑な心境だったことを覚えています。